Googleがインドネシア国内でのYoutube視聴の最新トレンドについてまとめていたのでそちらを紹介します。
ソースについては、Think with Googleのページをご覧ください。
要点
- この1年間で、18歳以上のYoutubeの利用者は9300万人を突破。
- これは、インターネットを利用する成人の91%を占める。
- 2020年4月時点では、18歳 ~ 34歳のYoutube利用者は5200万人を記録。
- この数字は、18歳 ~ 34歳のインターネット人口のうちの93%である。
- インドネシアで100万人以上の登録者がいるチャンネルは600以上ある。(2020年6月時点)
- 過去1年のYoutubeのトレンド (2018年7月-2019年6月と2019年7月-2020年6月の比較)
- 自動車展示会を撮った動画の視聴時間が2倍増
- 学習系の動画の視聴時間が80%超の増加
- 旅行動画の視聴時間が70%増
- 電化製品の動画の視聴時間が50%超の増加
- 複数プレイバトルのe-sports動画の視聴時間が50%超の増加
- 韓国ドラマの検索数が1.3倍増
所感
- インドネシアの国民はYoutubeが大好きである。勤務中でもお店の待ち時間に見ている人は多い。
- 100万人以上の登録者がいるチャンネルの数が日本の2倍以上あることからもインドネシア人のYoutubeの視聴規模が伺える。
- (Yuturaによると日本の100万人以上の登録者がいるチャンネルの数は2020年8月末時点で253である)
- 次に、過去1年間のトレンドを通じてわかることは、インドネシア人の多くが自動車や旅行や電化製品などのモノやコトの消費に関係する動画を見ていることは大変興味深い。
- 日本では、登録者数が上位トップ100のチャンネルはエンタメ、音楽、ゲームなどが主なので、日本のYoutube視聴とのトレンドの違いが垣間みえる。
- これは、如実に経済発展の段階の差を示している。日本人の多くにとっては、自動車や旅行や電化製品といったもの多くの人に手が届くもので、所有している人も多い。
- しかし、インドネシアの中間層以下の人は、未だに多くが自動車や旅行や高級な電化製品を所有や体験していない人も多く、そのような消費に対しての憧れもあるのだろう。
Investnesiaについて初めての方は、まずこちらの記事をお読みください。

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